- 2017年10月に北九州市小倉南区から来院の主婦
- 来院に至った経緯以前から骨盤から太ももにかけて、重ぐるしい痛みや違和感が時々起こっていた。
1週間前から痛みだしたため、整形外科医院を受診した。レントゲンの画像診断で異常なし。痛み止め薬で応急処置。
まともに歩くことができないことも時々あり、近くで股関節痛を診てくれそうな治療院をインターネットで探し北九州整体院を見つけて来院した。
- ヒアリング・検査で確認できた事
左股関節の他動内旋で可動域制限(標準40°が制限20°)があり。他動の伸展屈曲で重い動き。大腿骨頭の外側の出っ張りは左が大きい。
- 見立て
左股関節の大腿骨頭の外側の出っ張りは左が大きいことから、関節のズレ(亜脱臼)の可能性がある。それが伸展屈曲で重い動きに表れていると思われる。
- 整体施術と経過
自然治癒力を上げるため、リンパ・血液循環回復の整体操法を行なう。身体の弾力性が向上し、筋肉・筋膜も緩んだところで、左股関節のズレ修正の整体操法を実施。
結果、内旋で可動域制限が標準40°。整体操法前20°→整体操法後30°に改善、伸展屈曲で重かった動きも50%以上解消した。
患者さんに日常生活で痛かった動きをしてもらうと、痛みが再現しなかった。
- 考察と今後
左股関節のズレがなぜ起きるか原因不明である。身体全体のアライメントの異常が感じられるが、決め手はなかった。
可動域制限が標準40°に達していないので、さらに調整をする必要がある。
続けて一カ月間、整体操法を続けることを提案。腓骨の歪みの調整もあり、1週間に一回のメンテナンスの予定。
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