こんにちは、北九州整体院院長の田村です。
2021/07/12
元気に歩けるからだを維持するために、アキレス腱を温めることを心がけていただきたいのです。
温まったアキレス腱は、伸びたり縮んだりしやすくなります。
その結果、断裂などのケガを予防できるだけでなく、つまずきや転倒も防ぐことができます。
アキレス腱を温める方法としては、お湯に足をつける足浴や、足の裏用のカイロもいいでしょう。
足の裏は血流量が多いので、カイロを当てて温まった血液が、アキレス腱に効率よく運ばれ、徐々に温まります。
また、日ごろから、靴下やレッグウォーマーなどでアキレス腱を覆い、冷やさない工夫をするといいでしょう。
もう一つ、ぜひ取り組んでいただきたいのが、アキレス腱を伸ばす2種類のストレッチです。
実は、これこそがアキレス腱を温める最も手軽な方法なのです。
A.足を後ろに引いてアキレス腱を伸ばすストレッチ
立った状態で、片足を大きく前に踏み出し、後ろ足を真っすぐ伸ばす。
かかとを床に押し付けて、腓腹筋を伸ばす。
これは、ふくらはぎを構成する腓腹筋を伸ばし、血行をよくする効果があります。
靴をはく前か後に、足を後ろに引くストレッチを数回くり返せば、腓腹筋も伸び、アキレス腱が温まります。
B.片膝の上にしゃがみ、前方に体重をのせるストレッチ。
片ひざ立ちの姿勢で、体重を前のひざにかける。
前の足のかかとを床につけて、ヒラメ筋を伸ばす。
しゃがんで靴をはくときに、体重を前にかければ、ヒラメ筋が伸びます。(靴を履くときに行うと良い!!)
ふくらはぎの奥にあるもう一つの筋肉、ヒラメ筋も伸ばしてほしいのです。
なぜなら、アキレス腱は腓腹筋とヒラメ筋の停止部です。
ですから、二つの筋肉が両方ともストレッチされないと、アキレス腱の柔軟性が高まらず、機能を十分に発揮できません。
アキレス腱のストレッチは、スポーツの前だけでなく、毎日の習慣にしてください。
※ストレッチはAとB、両方行う。
そして、アキレス腱を温める習慣を身につけて、柔軟性を保つことは、若さと健康を維持する秘訣でもあります。
いつまでも自分の足で歩くことができるように、今日から早速、アキレス腱のケアを始めましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
お電話ありがとうございます、
北九州整体院でございます。