こんにちは、北九州整体院院長の田村です。
2021/05/24
正座すると足がしびれてくる理論をベースにお話します。
施術を受けた後、好転反応(こうてんはんのう)といって、しびれや痛みが強く感じられたり、だるさ、または倦怠感などが出る患者さんがいらっしゃいます。
最近、北九州整体院へ産後骨盤矯正コースで通い始めたの女性(Kさん)がいました。
初めて施術を受けた日、家に帰ってからなんとなく、からだがだるく感じてきた上に、ここ数年はなんともなかった腰の痛みがぶり返してきたり、痛みや足先までしびれが出たことを2回目の施術の際に教えてくださいました。
好転反応は、必ずしも施術を受けた方、全員に起こるわけではなく、強く出る方もいれば、「もしやこれがそうなのかな?」くらいにしか感じない方まで十人十色です。
出るから良いとか、出ないからとダメいうことでなく、その方にとって好転反応が必要であれば起こるものなのです。
この好転反応を、 北九州整体院では「正座」を基に、足のしびれと絡めて患者さんに説明することがあります。
長い間正座をしていると、自分の体重が脚にかかって床に押しつけられるので、筋肉の中を通る血管が圧迫され、足の血流が悪くなります。
すると血流に乗って運ばれる酸素が不足し、神経はうまく働くことができなくなりシビレを起こします。
それが、脚を崩した途端に、せき止められていた血流が一気に流れ出し、神経が再び働き出し感覚が正常になるので、圧迫されている間は感じにくくなっていた痛みやしびれを後から感じだしてくるのです。
北九州整体院で施術を受けていただき体液循環が上がってくると、これと同じことがからだのあちこちで起こる場合があります。
なので、厳密にいうと、痛みやしびれが強くなったのではなく、本当はずっと前からそこにあった痛みやしびれを、身体が正しく感じられるようになったというのが正解です。
正座くらいなら、短時間の圧迫なので、すぐに元に戻りますが、慢性的な痛を抱えたからだは、何年、もしかすると何十年も血流の悪い状態が続いている可能性が高く、症状を長く抱え込んできた方ほど、強く長く出る傾向にあります。
Kさんは、
「今まで、自分が溜め込んできたことを体が教えてくれているんだなと感じました。
ただ、反応があるのはからだが正常に戻っている証拠だから前向きに取り組みます。」
と笑顔でおっしゃっていました。
まだ好転反応は強いようですが、よくよくお話を聞くと、四六時中あったしびれが断続的になってきたり、朝起き上がる時の腰の痛みの強さが和らいできたり、少しずつ快方に向かい始めているようです。
好転反応の出方は人それぞれです。
Kさんのような方もいれば、人によっては施術後にとても眠くなり、寝た後は体がスッキリしたり、強い痛みが3〜4日続いた後、一気に痛みが減ったりと様々です。
いずれにしても、体が良くなる方向に向かう時に起きる一時的な反応である場合が多いです。
好転反応であれば大体2〜3日、長くても1週間のうちにはおさまるものなので、もし起きたとしても心配しないでください。
身体が快方に向かっている証拠なのです。
もちろん、不安や疑問は1人で抱え込まず、北九州整体院に相談してください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
お電話ありがとうございます、
北九州整体院でございます。